店主の “本気” のラーメン 上越市内18店で「本気麺」提供開始

新潟県上越市のラーメン店18店舗で2021年7月3日、各店店主が “本気まじ” で作った期間限定メニュー「本気麺まじめん」の提供が始まった。冷製麺やまぜそばなど店の個性が光るラインナップで、3杯食べると2000円分の食事券が抽選で当たるスタンプラリーにも参加できる。

ラーメンで地域活性化を目指す同市のラーメン店店主でつくる団体「上越愛麺会」が、昨年に続き実施する。コロナ禍の生産者を応援するため上越産食材を使うことなどがルールで、提供は8月31日まで。なくなり次第終了する店舗もある。

18店のラーメンを紹介する。

王華飯店

濃厚トマトの冷し担々麺 950円

上越市仲町3-7-9。午前11時〜午後2時、午後5時〜同10時。木曜定休。025-525-9012

王華飯店2

冷製スープは、トマトジュースとゴマだれ、清湯ちんたんスープをブレンドし、香辛料とコクのある黒酢を加えた濃厚スープ。具材は角切りと薄切りの上越市産トマトにキュウリや長ネギ、豚ひき肉、黄色いパプリカなどで彩り豊かに仕上げた。辛みを加えた甘海老のペーストで味の変化も楽しめる。

麺屋あごすけ

越後甘海老つけ麺 1200円

上越市下門前1650。午前11時30分〜午後2時30分(土日祝日は午後3時まで)、午後5時30分〜同9時。水曜定休。025-545-3335

麺屋あごすけ

塩豚骨をベースに自家製エビパウダーと蝦醤シャージャンを加えたつけ汁の「海老豚骨」は、エビのうまみと香りが溶け込み濃厚。県産小麦ゆきちからの全粒粉を使ったのど越しのよい麺との相性がいい。トッピングはパプリカやキュウリの甘酢漬け、竹炭パンのクルトンなど。数量限定。

たんぽぽラーメン

南仏風 発酵トマトの冷製麺 1000円

上越市三和区神明町1290-56。午前11時〜午後2時、午後5時〜同8時。火曜夜、水曜定休。025-532-2739

たんぽぽラーメン2

フレンチ出身の店主が作る洋風冷製麺で、スープはベーコンのうまみとタマネギの甘さが溶け合い、塩こうじで発酵させた発酵トマトを加え濃厚な味わい。上越産夏野菜による南フランスの郷土料理ラタトゥイユをトッピングした。

麺屋しょうじ

旨辛味噌 980円

上越市栄町7-11。午前11時30分〜午後2時30分、午後6時〜同9時。月曜定休。025-526-5622

麺屋しょうじ1

ライトなみそスープに丸山酒造の酒かすと魚しょうを加えたことでクリーミーなコクが生まれ、ぷりぷりの中太麺とよく合う。数十種類の素材を合わせて作った特製の辛みそをスープに溶け込ませれば、うまさが増す。

まるとく

黒酢スタミナたんめん 1000円

上越市下門前2287。午前11時〜午後2時、午後5時30分〜同8時30分。火曜定休(祝日の場合は翌日)。025-512-6456

まるとく2

鶏清湯スープにショウガ、ニンニク、ラー油でパンチを効かせたスタミナ系ラーメン。ブランド豚「なごみ豚」のチャーシューは町田醤油のしょうゆこうじで仕込んでおり、注文を受けてから焼き上げるため香ばしい。黒酢の酸味で食も進む。

春紀

春紀のまぜ麺 950円

上越市板倉区田井213-1。午前11時〜午後2時。日、月曜定休。080-6504-4678

春紀1

特製のしょうゆダレがモチモチの太麺によく絡む。塩ゆでした上越産枝豆とトウモロコシ、たっぷりの魚粉、ひき肉、温泉卵を丼の底から混ぜ合わせて食べる。

比他棒ビーターバン

中華街のパイコー麺 1300円

上越市東本町3-2-59。午前11時30分〜午後2時、夜は予約のみ。月曜、第2・4火曜定休。025-520-7519

比他棒2

丼の半分以上を覆いつくす特大の骨付きパイコーは、本場横浜中華街から直送しており、香ばしくスパイシーな味付け。ボリューム満点だが、スープはあっさりとしている。

龍馬軒

涼上湯麺 -リャンシャンメン- 1180円

上越市上中田2026。午前11時〜午後2時30分、午後6時〜同9時。月曜定休。025-526-7751

龍馬軒2

厳選した香味野菜と国産丸鶏を長時間じっくりと煮込んだ淡麗な極上上湯スープを冷製に仕上げた。赤酢の爽やかな酸味とサマートリュフの香りがアクセントになっている。

はな禅

今、波の音を聞いて 1000円

上越市中田原105-8。午前11時〜午後1時30分。月、火曜定休。025-522-9255

はな禅2

長年魚介のだしにこだわってきた店主が作る素ラーメン。スープは、自家干ししたメギス、アジなどの地魚からとっただしに、自家製の天日塩と魚しょうによる塩ベースのかえしを合わせた。日替わりで箸休めの副菜が数種類付く。金、土曜限定。

宝来軒総本店

上越産野菜の王道冷やし中華 900円

上越市大町4-1-5。午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜同8時30分。木曜定休。025-523-3415

宝来軒総本店1

ほのかな甘みと心地よい酸味が効いたタレとツルツルの自家製麺で、涼味あふれる夏定番の冷やし中華。食べごたえのあるチャーシューや上越産のトマト、キュウリなど新鮮な野菜、中華クラゲなど具材も豊富。

WITHドリーム

雪むろの塩ラーメン 770円

上越市五智2-526-3。午前11時〜午後3時。月曜定休。025-531-1005

WITHドリーム2

魚介と豚骨をあわせたダブルスープで、味の決め手となる塩ダレには、ミネラル豊富な雪むろの塩とサケのうまみが凝縮した魚しょうをブレンドしている。あっさりながらもコク深い味わいで、刻んだユズが爽やかなアクセント。

菜心

ごまみそ冷し担々麺 900円

上越市東城町1-12-16。午前11時〜午後2時30分、午後5時〜同8時30分。月曜定休。025-526-8924

菜心2

町田醤油の浮きこうじみそを合わせた、まろやかな味わいのごまダレと、ピリ辛のひき肉が絶妙に絡む冷やし担々麺。パプリカの自家製ピクルスとナスの揚げ浸し、キュウリなどを彩りよくトッピング。辛さは5段階まで調節可能。

さっぽろ

淡麗本醸造しお味 1000円

上越市頸城区上吉194-7。午前11時〜午後2時、午後5時30分〜同8時30分。火曜定休(祝日の場合は翌日)。025-543-8530

さっぽろ2

透き通ったスープは、味の決め手によしかわ杜氏の郷の地酒を使った。アクセントの「ぶどう山椒」がスープのうまさを引き立てている。塩こうじで漬け込んだチャーシューはしっとりと柔らかい。

宝来軒参

旬彩〜冷やし鶏白湯ラーメン 950円

上越市大豆1-12-59。午前11時30分〜午後2時30分、午後6時〜同9時(金、土曜のみ午後10時まで)。木曜定休。025-523-1750

宝来軒参

人気メニューの冷やしバージョン。鶏のうまみが凝縮したとろみのある白湯スープで、味のアクセントとなる香味油は、香ばしいエビ油かピリ辛のラー油のどちらかを選べる。別皿には豚と鶏のチャーシュー、上越産カボチャとオクラの素揚げなど。

酒とめしあごすけ

スパイシー牛すじあえそば 980円

上越市木田1-5-1。午前11時30分〜午後2時、午後6時〜同11時。月曜定休。025-520-8577

酒とめしあごすけ2

竹炭や黒ごま油などで作る特製「黒油」で香り豊か。トロトロに煮込んだ牛すじの甘さと、上越産紫キャベツの酸味が絶妙なバランスで、クミンや山しょうなどのオリジナルスパイスをかけると一気にスパイシーになる。

北京菜館仲町店

ニラ玉ラーメン 850円

上越市仲町4-7-21。午前11時〜午後3時、午後5時〜同10時。木曜定休。025-523-3380

北京菜館仲町店2

しょうゆベースの清湯スープに、ふわっと柔らかいニラ玉のニラの香り、優しい味わいのあんのオイスターソースのコクが絶妙に合う。

食堂ニューミサ

酒かすみそつけ麺 1200円

上越市中郷区稲荷山367。午前9時〜午後8時。火曜定休。0255-74-2096

食堂ニューミサ

鮎正宗酒造の酒かすとみそを合わせたつけ汁は、芳醇ほうじゅんな味わいで、ポタージュのように濃厚でちぢれ麺とよく絡む。麺の量は普通盛りで1.5玉とボリューム満点。テイクアウト可能。

渡木苑

渡木の冷やし 1200円

上越市仲町2-3-11。午後10時〜翌午前2時。不定休。025-512-1087

渡木苑1

平打ちのちぢれ麵が甘辛のごまダレによく絡み、涼をもたらす一杯。具材は鶏と豚の2種類の細切りチャーシュー、エビやイカといった魚介、たっぷりの夏野菜に錦糸卵、温泉卵と豪華。