ロッテアライリゾートで2人が一時遭難 コース外でスノーボード

新潟県妙高市両善寺の大毛無山麓に先月オープンした大型リゾート施設「ロッテアライリゾート」で2018年1月2日午後6時50分頃、コース外に出たスノーボーダー2人が遭難したと妙高警察署に通報があった。2人は翌3日午前3時20分頃、ゲレンデに戻り自力で下山しているところを救助された。

同署によると、遭難したのは、千葉県我孫子市の土田尚彦さん(34)と茨城県石岡市の和田康就さん(41)。知人ら合計5人でスノーボードに訪れていた2人は、同日午後、大毛無山の頂上付近までリフトで登り、そこから知人と別れてコース外に出たという。

夜になっても2人が帰らなかったことから知人が同施設のパトロール隊に連絡。パトロール隊は「スキー場の管理区域外に出た2人が行方不明になっている」として妙高署に通報した。翌3日朝から、警察や警察や消防が捜索する予定だったが、3日午前3時20分頃、同施設の従業員が圧雪車でゲレンデを整備していたところ、標高1000m付近で2人を見つけて救助した。

2人は低体温症で上越市内の病院に搬送されたが命に別状はないという。