洋画家城戸真亜子さん作品展 上越市の大島画廊で12月2日まで

洋画家でタレントの城戸真亜子さん(57)の絵画展「城戸真亜子作品展―四季の移ろいを描く―」が2018年11月22日、上越市本町3の大島画廊など市内3会場で始まった。城戸さんが今年9月に来越して描いた上越の風景を含む約50点を展示している。12月2日まで。

上越でのスケッチ旅行で描いた作品と城戸さん
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城戸さんは2012年に大島画廊で県内初の個展を開催したことをきっかけに、たびたび上越、妙高両市を訪れて四季折々の風景を描いている。同画廊主催の個展は今回で4回目となる。

展示されている作品は2015年の前回の個展以降に描かれたもの。主会場の同画廊には、市立歴史博物館の屋上展望デッキから描いた高田公園や水族博物館うみがたりの日本海テラスから眺めた日本海の夕景、妙高山、黄金色の稲穂が揺れる田んぼ、光ケ原高原のソバ畑といった上越の風景が並ぶ。

昨年から取り組んでいる“めにうつるものもの”シリーズも目を引く。城戸さんが心惹かれた風景や草花、心象風景を眼球をイメージした直径約150cmの大きな円内に描くシリーズで、城戸さんらしい華やかさにあふれた作品もある。

「めにうつるものもの」シリーズ
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城戸さんは「(上越でのスケッチは)たとえようもないさわやかな空気の中で、いい景色に出会えた。私の感動を皆さんにお伝えし分かち合いたい」と話している。

城戸さんは22、23日の両日、大島画廊に在廊。作品は隣接するギャラリー「雅房 眞泉」や市立歴史博物館ミュージアムカフェでも展示している。

時間は午前10時から午後5時30分まで。水曜定休。歴史博物館は月曜休館。