妙高市の40代男性職員を懲戒処分 交通事故起こし同乗者ら重傷

公務中に公用車で交通事故を起こし、同乗者と対向車の運転手にけがを負わせたとして、新潟県妙高市は2021年6月9日、同市職員で主査級40代男性を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にしたと発表した。

発表などによると男性職員は2016年6月28日、公務中に公用車を運転中、上越市内の交差点を右折する際に直進してきた対向車と衝突する交通事故を起こし、公用車に同乗していた関係団体職員、対向車の運転手が骨折するなど重傷を負った。

妙高市によると対向車の運転手との過失割合で折り合いがつかなかったが、今年4月に新潟地方裁判所高田支部から和解条項案が提示され、おおむねの協議が整ったことから、男性職員を懲戒処分にした。