サッカーイングランドプレミアリーグの名門クラブ「アーセナルFC」が公認する、小中高生を対象にしたサッカースクールジャパン合宿キャンプが今夏、新潟県妙高市桶海のアパリゾート上越妙高で日本初開催される。2016年5月10日、主催のプレミアスポーツアカデミー合同会社(本社・金沢市、英国本社・ロンドン)やクラブ関係者らが同リゾートで記者会見し、キャンプ概要を発表した。また、参加者も募集している。
日本で唯一のクラブ公認7日間合宿プログラムで、日本初の開催となる。同クラブサッカースクールのコーチ陣と英語教師が来日し、現地と同じクオリティで「アーセナルFCメソッド」に沿ったトレーニングのほか、英語授業を実施する。英語はサッカーに特化した内容で、トッププレーヤーが実際に使う言葉なども学ぶため、将来海外でプレーすることがあってもスムーズに入れるという。トレーニング、英語授業いずれも選手10人にコーチ1人の少人数制で、きめ細かな指導を行う。
合宿には選抜システムがあり、選抜された選手は来春イングランドに遠征し、現地チームとの親善試合出場、アーセナルホームゲーム観戦などの権利が与えられる。
合宿開始日は7月が24日、31日、8月が7日、14日、21日で、いずれも6泊7日。居住地域は問わず、男子は9~17歳、女子は9~15歳が対象で、スクールやクラブチームでのサッカー経験がある人。参加料金は税別198,000円。近隣市町村在住者限定の宿泊なし通いプランもある。なお、各合宿中の2日間、コーチ・指導者を対象にしたセミナーも同時開催する。
同日の会見で同社は、合宿先を日本に決めた理由を「アーセナルは日本でも人気。また日本の育成世代の実力は世界トップレベルにありクラブも注目している。クラブのメソッドを若い世代に伝えたい」とした。また、同リゾートを「グラウンドから宿泊施設まで敷地内にある。高原の涼しい環境で天然芝、熱中症のリスクも少ない」とし、同クラブスクール部門のマーク・ソログッドマネージャーらも「素晴らしい環境を確認できてうれしい。楽しみにしている」と述べた。
アーセナルFCは、イングランドプレミアリーグで、リーグ優勝13回、FAカップ優勝12回など多くのタイトルを獲得している強豪。アーセン・ベンゲル監督は、1995-1996シーズンに、Jリーグの名古屋グランパスエイトを率いており、世界はもとより日本でも人気が高い。
詳しい内容、申し込みは専用サイト(playthearsenalway.jp/)。通いプランは(playthearsenalway.jp/jimoto)。