バラファンが多く訪れる話題スポットで見頃 大貫4の「ラ・ファミーユスユクル」

新潟県上越市大貫4のフレンチレストラン「ラ・ファミーユスユクル」で今年もバラが見頃を迎えている。美しいバラ、優美な香りが漂う庭はレストラン利用者のみならず、バラのファンが多く訪れる話題スポットとなっている。

バラが見頃を迎えている「ラ・ファミーユスユクル」
スユクル外観

バラはオーナーシェフの佐藤和樹さん(42)がレストラン経営の傍ら、丹精込めて育てる。近年は「バラが咲くレストラン」として広く知られるようになり、バラの咲く時期には女性らを中心に多くの人たちでにぎわうようになった。季節を通して、約120種を楽しむことができる。

佐藤さんによると今年のバラは「とても良い。毎年4月後半の荒れた天気で新芽が折れたりするが、今年はほぼちゃんと花がつきました」。毎朝午前6時位から水やり、花殻を取る作業など欠かさずに行う。「手をかければかけただけ、バラは美しく咲いてくれるんです」と話す。

「手をかければバラは美しく咲いてくれる」と話す佐藤さん
スユクルバラたて

店頭で咲くのは華やかな佇まいが印象的な「ブリリアントピンクアイスバーグ」。四季咲きのバラで、「秋まで繰り返し咲く。(店の)ロゴカラーと同じピンク色の花でとても綺麗なんですよ」(佐藤さん)。鉢植えのバラも多く、佐藤さんは「鉢植えは育てるのが難しい。鉢バラの元気の良さを見てもらえたら」と話している。

店頭のバラは全体がハート型に見えるため、写真を撮影する人も多いとか
スユクルハートバラ

今年はカフェメニューとして庭のバラにちなんだドリンク類を用意。独自で調合したシロップを使ったドリンクはバラの香りを楽しめるほか、写真映えする見た目も人気。テイクアウトも可能だ。

店舗南側の「つるばらのトンネル」をくぐると、建物裏側のバラも鑑賞できる。山麓線沿いナルス高田西店並び。問い合わせは同店025−512−5522

ラ・ファミーユスユクル