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宇宙の旅から帰還 はやぶさ2のカプセル展示 上越科学館で11月2日まで

1か月前

小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還カプセルの全国巡回展示会が、新潟県上越市下門前の上越科学館で2021年10月29日、始まった。約6年間の宇宙の旅を経て、昨年小惑星リュウグウのサンプルを無事地球に届けたカプセルの実物を見ることができる。11月2日まで。

展示に見入る子供たち
20211029はやぶさ2展示

はやぶさ2は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で開発され、2014年12月に打ち上げられた。18年6月にリュウグウに到着し、19年7月にサンプルを採取。20年12月6日、オーストラリアにカプセルが着陸し、現在サンプルの分析が進められている。

大役を果たしたカプセルを多くの人に見てもらい、宇宙の謎を探求する楽しみなどを感じてもらおうと、JAXAが展示協力団体を公募し、全国で巡回展を行っている。同館では10年前のはやぶさ初号機の帰還カプセルに続く展示で、今展は上越市市制施行50周年記念にも位置付けられている。

会場では、サンプルを入れたコンテナなどを収めるカプセル本体部分の「インスツルメントモジュール」や、地球からの指令を受け取るなど頭脳役の「搭載電子機器部」、同市三和区のホシノ工業製のテープやひもが採用された「パラシュート」などを展示。耐熱カバー部品には焦げた跡が残り、ミッションの過酷さなどを見て取れる。はやぶさ2を紹介する映像やパネルも用意されている。

パラシュートに採用されたホシノ工業の製品などの紹介スペースも
20211029はやぶさ2展示2

初日の29日、開場式に市立古城小の全校児童20人が招かれ、興味深そうに展示に見入った。6年の女子児童(12)は「実物は思っていたよりも小さくて面白かった。不思議で奇麗な天体が好きなので、いつか宇宙に行って見てみたい」と目を輝かせた。

科学館エントランスロビーで行われた開場式
20211029はやぶさ2展示3

展示は入館料で観覧可能。時間は午前9時から午後5時まで。また「上越清里星のふるさと館」では、はやぶさ2のプラネタリウム映画を上映しており、30、31の2日間は同館と科学館を結ぶ無料往復シャトルバスを運行する。予約、詳細は星のふるさと館 025-528-7227