妙高山下山中に日没 上越市の50代男性を救助

妙高警察署によると、2021年8月29日午後7時頃、新潟県妙高市の妙高山を燕温泉ルートで下山中の上越市木田1の50代男性から、日没のため下山できなくなったと通報があった。警察と消防が出動し、同日午後10時55分に下山した。男性にけがはなかった。

男性は同日午前11時頃に燕温泉の登山口から1人で登山を開始。下山中に日没を迎え、懐中電灯などの装備がなく、身動きが取れなくなったことから、登山口まで約1時間の大倉沢付近で救助を要請した。

妙高山では7月24日にも日没による下山困難者の救助事案が発生している。同署では「しっかりとした装備と時間の余裕が一番大切。妙高山は2400m級の山なので、簡単に考えないで」と注意を呼び掛けている。