上越総合病院で新たに職員1人が陽性 外来休診7日まで延長

男性医師が新型コロナウイルスに感染した上越総合病院(上越市大道福田)は2020年12月1日、新たに同病院に勤務する別の職員1人が感染したと発表した。同病院では1日から再開する予定だった外来診療を7日まで休止することを決めた。

上越総合病院 上越病院1

県によると、新たに感染が判明したのは同市在住の30代男性職員。11月28日に感染が判明した40代男性医師の濃厚接触者はいなかったが、接触の可能性がある患者や職員合計122人についてPCR検査を広く実施した結果、同30日までに全員の陰性が確認されていた。

男性職員は同28日に陰性と判明していたが同30日に喉の痛みや咳など体調不良を訴えたことから、再度PCR検査を実施した結果、同日夜に陽性と判明した。男性は同29日以降は勤務していない。熱などの症状があり1日に入院した。県が男性職員の行動歴、濃厚接触者を調査している。

同病院では外来診療の再開については、7日に再度検討するとしている。

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