はしごから落ち骨折など 除雪の事故で3人重軽傷

新潟県上越市によると2022年1月15日、屋根の雪下ろし作業中にはしごから転落し骨折するなど3人が重軽傷を負った。

同日午前10時10分頃、安塚区安塚で車庫の雪下ろしをしていた同区の50代女性が、はしごで屋根に上ろうとして転落し、左足の親指を開放骨折する重傷を負った。

同日午前10時頃、大島区大平で50代男性が自宅屋根の雪下ろし中に高さ5mの屋根から雪の上に転落した。男性は左腰の痛みを訴え軽傷。

同日午前10時7分頃、自宅前を除雪していた春日山町2の60代女性が除雪機の雪が吹き出る部分に右手を入れ、中指に切り傷を負った。

市では除雪作業の際には、命綱を着けて複数人で作業を行うなど、除雪の事故に注意を呼び掛けている。

市によると、今冬の除雪作業時の人的被害は死者1人、重傷者4人、軽傷者7人の計12人。