新年度予算など全議案可決 上越市体操アリーナで予算組み替え動議も

上越市議会は3月定例会最終日の2018年3月26日、「(仮称)上越市体操アリーナ」の建設費を含む新年度予算案などを賛成多数で可決、承認した。体操アリーナについては、市民の間に疑問の声があるとして一部議員が予算の組み替えを求める動議を出したが、賛成少数で否決された=写真=

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市は当初、既存の大潟体操アリーナに隣接する市有地に、新体操やトランポリンの練習機能を有する施設として4億5000万円程度の予算規模で建設する計画だった。しかし、昨年6月、北信越大会などが開催できる規模にしようと計画を変更。費用も23〜26億円に増えた。新年度予算案には、2018年度分の本体工事費用4億4621万円が計上されている。

最終日の本会議では、新政の牧田正樹議員が動議を出し「市民から疑問の声が出されている」「既存アリーナの補完施設として当初予定していた規模で建設すべき」などと予算の組み替えを求めた。近藤彰治議員(新政)、丸山章議員(新政)と共産市議団4人の合計7人が賛成したが、残る24人が反対した。

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