観光地や駅、店の店頭など設置されている「顔ハメ看板」(顔出し看板)。丸い穴から顔を出して撮った写真は、ちょっとマヌケだけど、愛さずにはいられない。撮る人も撮られる人も一緒に笑いあえるコミュニケーションツールでもある。
上越地域にある「顔ハメ看板」を集めてみた。看板に描かれた地域性あふれるキャラクターは、観光客に上越のイメージを強烈に印象付けるのではないだろうか。
高田城三重櫓
家紋は違うが、松平忠輝と五郎八姫をイメージして作られた。土日曜、祝日と観桜会期間中などに三重櫓下の屋外に設置される。
見晴らし屋
春日山を上がって上杉謙信像近くの料理店にある。上杉謙信の隣にいるのは、大河ドラマ「風林火山」に登場した直江実綱の娘「浪(なみ)」をイメージしているとか。
埋蔵文化財センター
上越市埋蔵文化財センター内にある。上杉謙信が馬に乗って疾走する姿が描かれている。来年3月末まで「越後上越謙信公と春日山城展」が開かれている。
関川の関所
顔ハメの穴がなく、「顔出し看板」だ。小道具として用意されている笠を着けて撮影するのがおすすめ。
上越妙高駅
裏側に「記念撮影に新幹線の運転手気分で!はい・ポーズ」と書いてあった。2人並んで撮影できる。
信越本線潟町駅
上越市大潟区に伝わる「かっぱ伝説」を表現した。大潟町小学校の平成27年度6年生の作品。駅のホームに置かれている。
二本木駅
スイッチバックの駅「二本木駅」のホームにある。中郷区のイメージキャラクター「さとまる」も一緒。
道の駅あらい
イラストレーターのひぐちキミヨさんが描いたかんずりの雪さらし、妙高のはね馬、燕温泉の露天風呂、笹ヶ峰牧場、スキーなどのイラストが楽しい。クマがオープンカーに乗っている。
あるるんの杜
JAえちご上越のマスコットキャラクター「えこもりん」が描かれている。おんぶしている赤ちゃん(玄米)の部分から顔を出す。
小竹製菓
パッケージがかわいい「笹だんごパン」をPRしようと、2016年春に店頭に設置した。子どもたちに大人気。
いっさく上越インター店
新元号「令和」を記念して店内入り口付近に設置。「ありがとう平成」「さようなら平成」と書かれている。
ご当地グルメ✕国際交流フェスタ会場
2019年8月24、25の両日、上越市役所春日野駐車場を会場に開かれた「ご当地グルメ✕国際交流フェスタ」の会場に、顔ハメ看板が2基登場した。いすれも謙信公祭にちなんだもの。
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