ホーム > 2019/09

安塚区の「雪の湯」を来年11月休止 老朽化で宿泊施設「久比岐野」に集約 上越市

2週間前

新潟県上越市は安塚区のキューピットバレイスキー場にある日帰り温泉施設「雪の湯」を来年11月に休止する。施設の老朽化などが理由で、隣接する宿泊施設「久比岐野」の浴場を拡張して、日帰り温泉の機能を維持する。関連議案を2019年9月3日に開会する市議会9月定例会に提出する。

設備の老朽化などで来年11月に休止される日帰り施設「雪の湯」
雪の湯

浴場を拡張して「雪の湯」の機能を集約する宿泊施設「久比岐野」
久比岐野

両施設ともキューピットバレイが指定管理者として運営している。雪の湯は1991年のオープンから28年が経過している。市によると、給湯設備の老朽化が激しいことに加え、「100人が入浴可能な 県下最大級の温泉」をうたう大浴場は、湯の消費量が多く、源泉の水位の低下も著しいという。さらにスキー客の減少に伴い、利用客もピーク時に比べると半減しているという。

老朽化した雪の湯の修繕や設備更新には多額の費用がかかることなどから、雪の湯を休止し、隣接する宿泊施設「久比岐野」に機能を集約する。

宿泊客のみを対象にしている久比岐野の浴場を日帰り客にも開放し、久比岐野の浴室を現在の3倍程度の12〜14平方mに拡張する。雪の湯も久比岐野も同じ源泉を使っているが、雪の湯の利用を停止することで源泉から十分な湯量が確保できるという。また両施設に別々にいる調理スタッフなども統合し、運営経費の縮減を図る。

市は市議会9月定例会に補正予算として久比岐野の改修工事の設計委託料396万円を提案する。村山秀幸市長は「ブームの中で相次いで施設ができたが、あれだけ大きなものを20年、30年永らえるのは非常にコストがかかる。ここで一定の評価が必要」と説明。さらに「スキー場全体でもダウンサイジング(縮小・効率化)をしながら、選ばれる施設としてどうリニューアルしていくかしっかりと議論していく時期に来ている」との認識を示した。

キューピットバレイスキー場