高田世界館で異色の介護映画「0.5ミリ」を上映

訳あり老人の家に押しかけて世話する介護ヘルパーと、彼女と触れ合ううちに心を開き、輝きを取り戻していく老人を描いた異色の介護ドラマ「0.5ミリ」が、新潟県上越市本町6の高田世界館で上映中。2015年5月1日から23日まで(休映日あり)。

映画「0.5ミリ」
0・5ミリ

「家なし、金なし、仕事なし」の人生崖っぷちに立たされた介護ヘルパーの山岸サワ(安藤サクラ)。サワは生活のため、訳ありの老人を見つけては介護を買って出る「押しかけヘルパー」として生きていくことになる。はじめこそ困惑する老人たちだが、天真爛漫に振る舞うサワを見るにつれ、社会や家族の中で居場所をなくしていた彼らが心を開き始める。

俳優・奥田瑛二の長女で映画監督の安藤桃子が、実妹・安藤サクラを主演に起用した初の姉妹タッグ作品。自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説を映画化した。上映時間196分。

報知映画賞の作品賞と助演男優賞(津川雅彦)、キネマ旬報ベストテンの主演女優賞(安藤サクラ)と新人男優賞(東出昌大)、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞(安藤サクラ)、毎日映画コンクールの女優主演賞(安藤サクラ)と脚本賞(安藤桃子)、ブルーリボン賞の主演女優賞(安藤サクラ)など、数々の映画賞を受賞。

上映時間は、5月1~10日は午前10時、午後4時30分の2回。5月14~17日は午前10時、午後2時の2回。21~23日は、午前10時、午後2時、同6時の3回。料金は1300円(シニア1100円)。5月8日は午後の回を休映。

なお、6月6日からは同じ安藤サクラ主演の映画「百円の恋」を上映する。

↓公式サイト
http://www.05mm.ayapro.ne.jp/

予告編