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昨年の特殊詐欺被害額が前年の5分の1に激減 上越警察署管内

4年前

上越警察署によると、同署管内(新潟県上越市)で昨年(2015年)1年間に確認された特殊詐欺の被害件数は12件、被害総額は2128万円となり、前年の40件、1億932万円を大きく下回った。約5分の1にまで激減した。上越署は「金融機関などに協力をいただいたり、広報などの取り組みを行ったことによって、一定の効果が出たのではないか」としている。

県内全体では増加しており、昨年の特殊詐欺被害は288件(前年比66件増)、被害額7億7088万円(同6480万円増)となっている。

上越署管内で確認された詐欺の手口の内訳は、動画サイトの利用料などをかたる架空請求詐欺が5件、息子や孫をかたるオレオレ詐欺が4件、ギャンブル必勝法などをかたる詐欺が2件、還付金詐欺が1件となった。

被害者12人のうち11人が60歳以上。最も多いのは70代で、5人となった。

特殊詐欺の手口は日々多様化している。同署によると、これまでは金融機関での振り込みや、詐欺グループが被害者宅まで現金を取りに来るケースが目立ったが、最近はコンビニなどで電子マネーカードを購入させ、カード番号を電話で聞き出したり、現金を郵送させる手法が増えているという。

同署では「以前は『振り込め詐欺』などと言ったものだが、最近は振り込ませずに現金をだまし取る手口が増えている。不審な電話を受けた際は、一度電話を切って、家族や警察などに相談してほしい」と話している。