雪下ろし中に転落骨折など上越市で5人が重軽傷 大雪で事故相次ぐ

大雪で新潟県上越市内では屋根の雪下ろし中に転落するなどの事故が相次いだ。同市によると、2021年1月3日までに、屋根から転落するなどして5人が重軽傷を負った。

1月3日午後1時20分頃、藤巻で屋根の雪下ろしをしていた70代男性がはしごから転落し腰を骨折する重傷を負った。

1月2日午前5時半頃、牧区平方で県道の除雪作業中の40代男性が除雪車のブレードと路面の間に右手を挟まれ軽傷。

1月2日午前11時20分頃、浦川原区虫川で屋根の雪下ろしをしていた60代男性が、はしごで本屋根に登る際に下屋に転落し、腰を打つ軽傷。

1月2日午後1時頃、浦川原区熊沢で70代男性が雪の重みで電線にもたれかかりそうになった竹を伐採していたところ、竹が跳ね返り、左眉を切る軽傷。

1月2日午後1時40分頃、頸城区船津の70代男性がテレビアンテナの雪を落としていたところ、はしごから転落し、鼻や唇を切るなどの軽傷。

同市高田の1月3日午後4時の積雪は124cm。

市では、雪下ろしなどは2人以上で行うことや安全帯、命綱、ヘルメットなどを着用するなど除雪作業中の事故に注意を呼び掛けている。

関連記事