上越警察署は2015年9月15日午前2時54分、新潟県妙高市北条の会社員の男(32)を自動車過失運転致傷と道交法違反(救護義務違反・事故不申告)の疑いで通常逮捕した。
発表によると、男は14日午後7時頃、上越市木田地内の市道上で、同市春日山町2の高校生佐藤空さん(15)を車ではね、救護をせずに立ち去った疑い。現場は緩やかな右カーブで、街灯や歩道はない。佐藤さんは同市内の病院に搬送されたが、頭蓋骨骨折や脳挫傷などの重傷を負い、意識混濁の状態。
同署によると、男は「何かにぶつかった気がした」として、事故の後に現場に戻ってきた。警察官が小男の乗っていたRV車を調べると、左前方部分にへこみがあったという。男は「何かにぶつかったとは思うが、人ではないはず」として容疑を否認している。