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新型肺炎で上越市が警戒本部設置 イベント延期の基準策定 修学旅行は秋に延期

4か月前

新潟県上越市は2020年2月26日、新型コロナウイルス感染症警戒本部を設置した。市が主催するイベントについて延期や中止を判断する独自の基準などを決め、市民に予防対策を呼びかけた。

同市では当初、県内で感染が発生した際に警戒本部を設置する方針だったが、25日に国が対策の基本方針を示したことと、同日に隣の長野県で患者が確認されたことから、急きょ26日に土橋均副市長を本部長とする警戒本部を立ち上げた=写真=

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現時点で市主催のイベントについては、①不特定多数が参加する②屋内での開催③参加人数が概ね200人以上──の3条件すべてを満たす場合に、延期を原則とする基準を定めた。やむを得ない場合は中止を検討する。学校の卒業式や乳幼児健診など延期や中止が困難なイベントなどについては、参加者数や規模、会場が屋内か屋外かなどを総合的に判断して実施する。実施にあたっては感染予防の措置を取る。市主催以外の民間のイベントについても主催者に対して市の基準を参考にするよう情報提供する。市は今後、延期・中止されたイベントなどを取りまとめて発表する。

判断基準は3月末までのもので、今後県内での感染が確認されるなど、状況が変わると基準も変わる。

また、職員に対しても会議や出張などをメールやテレビ会議などに置き換え、窓口業務ではマスクを着用することなどを指示した。

中学の修学旅行9月以降に延期

市立中学校の修学旅行については9月以降に延期することを決めた。

市立中学校22校のうち21校が3月と4月に、京都、大阪、奈良への修学旅行を予定している。旅行先の関西地方では感染者が確認されており、今後も拡大が懸念されることから、市教委が延期を決めた。キャンセル料は市が負担する。

卒業式、卒園式は実施

3月に予定されている小中学校、幼稚園、保育園の卒業式は、来賓の参加縮小、全員マスク着用、時間短縮などの対応をして実施する。