米どころである新潟県上越地方には多くの酒造所があり、品質の高い日本酒を味わえるが、120年以上の歴史をほこるワイナリーや、どぶろく特区全国第1号のどぶろく、地ビールまでそろっている。「酒の博士」坂口謹一郎、「日本のワインぶどうの父」川上善兵衛を生むなど、全国でもまれな酒文化を育んでいる。
2016年10月には上越市と妙高市で4つの酒イベントが行われることから、主催者が連携して実行委員会を作り「上越・妙高 秋のSAKEめぐり」としてPRしている。今年は2年目の取り組みとなる。酒だけではなく、地元のグルメを味わえたり、楽しいイベントもある。秋の一日を、酒とともに楽しんではいかがだろうか。
岩の原葡萄園収穫祭
◇10月1日(土)、2日(日)
◇時間:10:00~15:00
◇会場:岩の原葡萄園/上越市大字北方1223番地
◇料金:無料
◇問い合わせ:025-528-4002(岩の原葡萄園)
多彩なステージイベントのほか、市内の人気飲食店のブースが多数出店する。「深雪花」「善」のグラス販売、2016年産ヌーヴォーの試飲もある。多彩なステージイベントも繰り広げられる。予約が必要な収穫体験は定員に達した。
上越妙高駅と頸城バス高田営業所から無料のシャトルバスが出る。
バスの時刻など、くわしくは公式サイト (http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/) へ。
バイキング妙高感謝祭
◇10月1日(土)~31日(月)
◇時間:17:30~21:00
◇会場:妙高高原ビール園 タトラ館
◇住所:妙高市関川池の平2457-2
◇予約・問い合わせ:0255-86-2600
タトラ館は、ヨーロッパの街並みをイメージしたレストランで、400席のゆったりスペース。豪快なバイキング料理とできたての地ビールが楽しめる。
期間中は、妙高高原ビール90分飲み放題(1500円)が、1080円に割り引きされる。ビールはピルスナー、ヴァイツェン、ダークラガーの3種類がある。
ディーナーバイキングは、80種類食べ放題が1900円、120種類が2800円(温泉利用券付き)。予約が必要(2人~)。
↓妙高高原ビール公式サイト
http://www.alpen-blick.com/
越後よしかわ酒まつり
◇10月2日(日)
◇9:00~16:00
◇会場:道の駅よしかわ杜氏の郷、長峰温泉ゆったりの郷
◇住所:上越市吉川区杜氏の郷1
◇主催:越後よしかわ酒まつり実行委員会
◇問い合わせ:025-548-3595
“全国200銘酒きき酒会”では、上越地域、県内をはじめ、全国各地の蔵元から集まった銘酒を味わえる。参加費700円。このほか頸城杜氏による酒造り唄の披露、吉川区出身の三木千代さんによる歌謡ショー、よさこいソーランなどのステージがある。食べ物、特産品などのブースも多数出店する。くびき駅、上下浜駅、総合事務所からシャトルバスが出る。
第11回 越後・謙信SAKEまつり
◇10月22日(土)、23日(日)
◇時間:22日 11:00~20:00
23日 10:00~16:00
◇会場:上越市高田本町商店街(会場歩行者天国)
◇主催:越後・謙信SAKEまつり事項委員会
◇問い合わせ:025-526-5111
上越地域の日本酒をはじめ、ワイン、どぶろく、地ビールなど「SAKE」を一堂に集め、上越地域の酒づくり文化を紹介する一大イベント。2015年は過去最高の12万5000人の入り込みがあった。
上越地域の酒蔵とワイナリーなどがブースを出し、にぎわう。おちょこ付きの試飲代が1,500円。「祝二十歳!元服お祝いキャンペーン」として、20歳の人は試飲代が500円となる(免許証など生年月日が確認できるものが必要)。
まつり当日しか入手できないまつり酒「車懸」の限定発売もある。地元食材を使った食のブースなど、出店多数。
◇公式サイト http://kenshinsake.com/