亥年にイノシシ肉入り恵方巻 上越市柿崎区の「柿崎猪セブン」予約受け付け中

2月3日の節分に食べると縁起が良いとされている「恵方巻」の具材を昨年住民の投票で決定した、上越市柿崎区のご当地恵方巻が今年も販売される。区内で捕獲されたイノシシの肉など地元産の7つの具材が詰まった恵方巻で、今年は亥年にちなみ「柿崎猪セブン恵方巻2019」と名付けた。100本限定で予約を受け付けている。

イノシシ肉入り「柿崎猪セブン恵方巻2019」
神セブン恵方巻き2

地域食材に特化したご当地恵方巻は、農家や飲食店でつくる柿崎恵方巻実行委員会が販売している。昨年区内の住民を対象に行った地元食材の具材の人気投票では、珍しいイノシシの肉やサケのフライなど7種類が当選。今年は干支の亥にちなみ、昨年と同じ具材の恵方巻を販売する。

イノシシ肉はホロホロのコンビーフ状になるまでじっくりと煮込み、みそで味付けした。柿崎漁港で水揚げされたサケはフライに、区内の東横山地区で60年以上栽培されている横山人参はゴマあえに。このほかアスパラ菜の塩ゆでや薄くスライスしたダイコンの酢漬け、干し柿、甘い卵焼きが入る。シャリは地元の名水「大出口泉水」で炊いた柿崎産コシヒカリだ。

ご当地恵方巻「柿崎猪セブン2019」のチラシ
2019恵方巻

実行委員会では「亥年にイノシシを食べて、い一年と無病息災を祈願してほしい」としている。

販売は2019年2月3日のみで、1本880円、ハーフは480円(いずれも税込み)。柿崎、吉川区内の割烹など4店舗で予約を受け付けている。4店では「柿崎猪セブン恵方巻2019」のほか、国産うなぎや鶏の甘から揚げを具材にした各店オリジナル恵方巻の予約も受け付けている。

「柿崎猪セブン恵方巻2019」販売店