えちごトキめき鉄道新社長に鳥塚亮氏 千葉・いすみ鉄道の元社長

えちごトキめき鉄道は2019年8月30日、公募していた新たな社長候補が、千葉県のいすみ鉄道元社長の鳥塚亮氏(59)に内定したと発表した。

鳥塚亮氏(写真・えちごトキめき鉄道提供)
鳥塚亮

トキ鉄が、退任を表明している嶋津忠裕社長(74)の後任として、今年5月から公募したところ、81人の応募があった。

鳥塚氏は、東京都出身、明治大学商学部卒業。航空会社などを経て2009年、いすみ鉄道の社長に就任し、18年6月まで務めた。キャラクターをあしらった列車や、訓練費用を自己負担する運転士を募集するなどユニークなアイデアで経営の立て直しに取り組んだ。また、日本全国のローカル線の活用、まちづくり支援などに取り組むNPO法人「おいしいローカル線をつくる会」の理事長も務めている。

9月9日に予定されているトキ鉄の臨時株主総会と取締役会を経て社長に就任する見通し。