妙高市で建物火災相次ぐ 関山の別荘では男性1人が死亡

2016年7月11日の未明から朝にかけて、新潟県妙高市で建物火災が2件起き、男性1人が死亡した。

妙高警察署は12日、亡くなった男性が別荘の所有者で東京都に住む笛木真さん(57)と判明したと発表した。

関山の別荘全焼 男性1人が死亡

7月11日午前0時30分頃、妙高市関山地内の別荘で、木造一部鉄筋3階建ての別荘約500平方mが全焼した。この火事で、消火活動中の新井消防署員が別荘内に倒れていた男性1人を発見したが、男性は搬送先の病院で間もなく死亡した。

全焼した別荘
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妙高警察署によると、現場近くの国道18号を車で走行していた男性が、付近の別荘から火が出ているのを発見。消防に通報した。火は同2時10分に鎮火した。別荘には、男性1人が住んでいたという。同署は、亡くなった男性と居住者の男性が同一人物ではないかとみて、死者の身元の特定を進めている。出火原因などについても捜査中。

関山の火災現場

杉野沢では作業小屋燃える

7月11日午前5時過ぎ、妙高市杉野沢の岡田米作さんの作業小屋から出火。約75平方mを焼き、同5時39分に鎮火した。この火事で、小屋にあった除雪機やスノーモービルなどが焼失したが、けが人などはない。

妙高警察署によると、同日午前4時頃、所有者の岡田さんが作業小屋内で廃材を燃やしていたという。岡田さんは同5時前に、長野県内の勤務先へ向かうため、作業小屋を後にした。同署は出火原因などを捜査している。