上越市の新水族博物館 87億円で工事契約 来月から本体工事に着手

上越市議会臨時会が2016年5月25日開かれ、2018年のオープンを予定している新水族博物館について、建設工事請負契約を約87億円で締結する議案などを可決した。

5月25日の上越市議会臨時会
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新水族館の建設工事は5月2日に制限付き一般競争入札が行われ、大成・田中・高舘共同企業体が、87億2640万円で落札した。入札に参加した企業が落札した企業体のみだったことから、採決では共産議員団(4人)が「競争性確保に問題がある」と反対したものの、賛成多数で可決された。

このほか、海水を取水する施設の建設工事請負契約を5億3136万円で福田・高舘・相村共同企業体と締結する議案も提案され、全会一致で可決された。

建設工事は来月に着工する予定で、2018年3月の完成、同年夏までにオープンを目指している。

新水族博物館の建物は現水族博物館の西側にある第1駐車場周辺に建設。規模は鉄筋コンクリート造り地上3階建てで、延べ床面積約8440平方m。現在の約1.5倍の規模となる。

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