2015年5月12日午前10時前、妙高市高柳1の無職、渡部一彦さん(78)の土蔵や納屋など4棟を全半焼する火災があり、同10時15分に鎮火した。けが人はなかった。現場は幹線道路沿いの住宅地で、出火当時強い風が吹いており、近くの住民らが不安そうに消火活動を見守っていた。
妙高警察署の発表によると、渡部さん宅の敷地内にある木造2階建ての土蔵(約80平方m)と木造平屋建ての作業小屋2棟(いずれも約30平方m)を全焼したほか、農機具小屋(約10平方m)の3分の1を焼失した。
近くに住む女性は「最初煙が見え、ごみを燃やしているのだろうと思っていたら、あっという間に納屋の屋根に火が上がった。風が強かったが延焼しなくて良かった」と話していた。
出火原因などを同署が調べている。
現場の地図