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国道18号の新・妙高大橋が開通  災害時の安定的交通も確保

3か月前

老朽化による損傷などから架け替え工事が行われてきた新潟県妙高市の国道18号「妙高大橋」の新橋が完成し、2021年8月3日、開通した。国交省高田河川国道事務所によると新橋架替の効果を「上信越自動車道とのダブルネットワーク化により、平常時、災害時を問わない安定的な交通を確保する」としている。

8月3日に開通した妙高大橋。新橋は左(国交省高田河川国道事務所提供)
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同事務所によると、旧妙高大橋は1972年に架設。供用開始50年を目前に老朽化が著しく、2009年の橋梁補修工事の際に上面から侵入した水が原因でコンクリート桁内に配置されているPCケーブルが腐食、破断していることが発見された。補強ケーブル設置など、応急対策を実施してきたが、恒久的な安全性確保に向け、新橋に交通を切り替えるため、2012年度に事業化、2013年度から工事が着手された。

新橋はこれまでよりも約100m短い203mとなった(国交省高田河川国道事務所提供)
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新橋は太田切川に架かる2径間連続非合成鋼トラス橋で、旧橋より西側約70mの場所に位置。橋長は旧橋の300mより約100m短い203mで、幅員はこれまでより2.3m長い12.3mとなった。同事務所は幅員が広がったことにより、「積雪寒冷地のため、冬期の除雪時に車道が狭くならずに通行が可能となる」と期待。同事務所岩崎義一副所長は「非常に大切な道路。通行や災害に対しても信頼性が高くなることで、快適に走行できるようになった」などと話している。

なお、旧橋は来年度以降に取り壊される予定となっている。事業費は撤去費を含め約70億円。

妙高大橋