新潟県妙高市立の小中学校で、同市田切の赤倉観光ホテルが監修した給食が提供されている。新井小では2025年10月15日、児童が城戸陽二市長らと一緒に、高級リゾートの味を楽しんだ。

市制20周年を記念し、子どもたちに郷土愛を深めてもらおうと今月中、地元にちなんだ給食が3回提供されている。この日の献立は、妙高産米粉を使ったコッペパンに合わせ、同ホテルアクアダイニングの小黒正之料理長(37)が主菜を監修した。
フレンチが専門なことから、フランスとスペインをまたぐバスク地方の家庭料理「若鶏のバスク風煮」を給食用にアレンジ。炒めてコクを出したタマネギに、トマトとピーマン、ニンニクを合わせ、鶏もも肉と一緒にやわらかく煮た。

小黒料理長をはじめ、赤倉観光リゾート&スパの後藤幸泰統括支配人も同校を訪れ、メニューやホテルについて紹介し、教室で試食した。「祝」の文字が入ったなると入りのコンソメスープ、ベイクドポテトと一緒に提供され、児童は「おいしい」「食べたことない」などと話しながら夢中にほおばっていた。

料理好きという5年生男児(11)は「トマトの酸味とピーマンの苦みが合わさってとてもおいしかった。今度作ってみたい」と笑顔を見せた。
小黒料理長は「大量調理で勝手が違うので、味を出すのが大変だったけれど、喜んでもらえてうれしかった。少しでもフレンチや料理に興味を持ってもらえれば」と話した。