上越市三和区などで突風被害 民家に倒木や屋根吹き飛ぶ 建物被害多数

新潟県上越市三和区などで2025年9月10日、突風によるとみられる被害が相次いだ。倒れた木が民家の屋根を押しつぶしたほか、倉庫などの屋根が吹き飛ぶなどの多数の被害が出ている。

風で倒れた杉の木が民家と蔵を押しつぶした(三和区大東)

気象庁は午後2時33分に上越地方に竜巻注意情報を出した。三和区の職場の事務所にいた女性によると午後3時前から雨と風が強くなったという。女性は「雷とともにものすごい音がした。外はホワイトアウト状態で何も見えなくなり、あっという間の出来事で何が起きたかわからなかった」と話していた。

風で吹き飛ばされ数十m離れた田んぼに落ちた蔵の屋根(三和区今保)

風で斜めになった電柱(三和区の幹線道路)

風で倒れた旧上杉小学校敷地内の杉の木(三和区今保)

幹線道路沿いの複数の電柱が大きく傾き、車庫や倉庫のシャッターが軒並み壊れ、同区三村新田では蔵の屋根が数十m離れた田んぼまで吹き飛ばされた。

同区大東では民家の敷地内の杉の木2本が倒れ、住宅と蔵を押しつぶした。家族によると、この家には70代女性が1人で住んでいるが、不在で無事だったという。

風で壊れた倉庫(三和区今保)

東北電力ネットワークによると午後6時15分現在、上越市内では三和区の約480軒をはじめ、板倉区や牧区など計約700軒で停電が発生している。原因は調査中。