党員資格1か月停止処分の梅谷守氏 SNSに「反省」投稿 日本酒は「会合出席の対価」

有権者に日本酒を渡していた問題で立憲民主党から党員資格1か月停止の処分を受けた新潟6区(現・新潟5区)選出の衆議院議員梅谷守氏は2024年5月30日、SNSに反省の弁などを投稿した。

立憲民主党は5月29日、常任幹事会を開き、梅谷氏に対して党員資格1か月停止の処分を決めた。

梅谷氏は翌30日、自身のFacebookに「軽率な行動であったと深く反省をしております。党からの処分は当然のことと考えており、多大なご迷惑と不信を招いてしまったことをお詫び申し上げます」などと投稿した。しかし、日本酒を配った行為については依然として「会合の出席の対価」と説明している。


(梅谷氏が今年1月、上越市内の町内会の小正月行事で日本酒を渡す動画。この小正月行事に「会合の対価」に相当する会費や参加費などは存在しない)

さらに、捜査中であることを述べた上で「結論が出ましたら、改めて、この間お支えいただいてきた皆様に対して、しっかりとお詫びとご説明の機会を設ける所存です」などとしている。

今年2月に問題が発覚した後、梅谷氏の地元新潟6区に取材拠点や支局を置く報道機関でつくる記者クラブが、複数回梅谷氏に記者会見開催を申し入れているが、梅谷氏は要請に応じていない。