給食アレルギー事故で上越市と調理業者が99万円賠償へ 保護者と和解

新潟県上越市は2024年5月28日、昨年9月に市立小学校で発生した給食アレルギー事故について、被害児童の保護者に対し、損害賠償金99万円を給食調理の受託業者と連帯して支払い和解する方針を明らかにした。関連議案を2024年6月7日に開会する市議会6月定例会に提案する。

記者会見する中川幹太市長

今回の事故は、栄養教職員や受託業者の調理員が食材の確認を怠ったことから、重度の牛乳アレルギーの児童の給食のスープに乳成分が含まれる食材が使われ、児童はアナフィラキシーショックを起こして救急搬送され一時入院し、その後も通院している。

市によると、昨年11月に保護者から市と受託業者に損害賠償を求める意向が示され、今年3月に3者で和解に合意した。市と受託業者は連帯し、ぞれぞれ半額ずつ支払う。

5月28日の定例記者会見で中川幹太市長は「(給食のアレルギー対策については)改めて教育委員会に徹底してもらいたい」と述べた。また今回の事故では、市幹部が報道で事故の詳細を知るなど、組織内の情報共有のあり方も問題となったことから、「起こったことは起こった事象のまま、素早く報告し、緊張感を持ってやってもらう」と話した。

市教委によると、被害児童は教室で給食を食べるなど、通常の学校生活を送っているという。

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