コヒガンザクラ見頃もうすぐ 上越市の儀明川沿い

新潟県上越市の高田本町商店街西側に流れる儀明川沿いで、コヒガンザクラの開花が進んでいる。立ち並ぶ約30本のうち、木によっては満開に近いものもあり、通りかかった人たちが写真撮影などを楽しんでいる。

開花が進むコヒガンザクラ(2024年4月2日午前)

コヒガンザクラは、あすとぴあ高田(本町5)そばからイレブンプラザ(本町4)裏まで約450mの道路脇に並んでいる。高田ロータリークラブが1999年から2010年まで、3回にわたり計36本を植樹した。高田城址公園のソメイヨシノより一足早く開花することで知られ、地域住民らに親しまれている。

今年は3月29日頃から咲き始め、4月2日現在、多くの木が儀明川に向かって伸びた枝に小ぶりな花を咲かせている。満開まであと一歩という木も数本あり、散策中に足を止めて花に見入る人たちの姿が見られた。

儀明川沿いに約30本が立ち並ぶ(同)

奈良県から妙高市に帰省中という女性(46)は、娘や親戚の子供と訪れ、スマホで撮影を楽しんだ。「高田駅から観桜会に向かう途中に見に来た。思っていたより咲いていて、小ぶりな花がとても奇麗。(奈良に戻る前に)見られてよかった」と話していた。