上越市三和区で児童25人乗せたスクールバスと軽自動車が衝突 児童8人が首の痛みや吐き気訴える

2024年1月26日午前7時半過ぎ、新潟県上越市三和区錦の県道で、市立美守小学校の児童25人を乗せたスクールバスと軽乗用車が衝突した。市や上越警察署によると乗車していた児童のうち、8人が首や頭、顔面の痛みや吐き気を訴えた。バスに乗車していた児童全員は市内の医療機関を受診したが、全員に異常はみられなかった。運転者にけがはない。

事故発生現場(1月26日午後撮影)

現場は片側一車線の主要地方道新井柿崎線。同署によると、70代男性が運転していたスクールバス、20代女性が運転していた軽自動車は柿崎方面から板倉方面にそれぞれ走行していた。先を走っていたバスが右折ウィンカーを出し、市道へ右折しかけた際、右側からバスを追い越そうとした軽自動車の前方がバス運転席側の車体前方にぶつかったという。

事故後、児童たちは迎えに来た別のバスで一旦登校。痛みを訴えた5年生2人、2年生6人の計8人のほか、乗車していた全児童も市内の医療機関を受診した。

市によるとバスに乗車していた児童全員の保護者へ連絡。保護者の迎えで順次早退したという。

同署によると軽自動車を運転していた女性は「バスを追い越そうとしてぶつかった」と話しているという。