上越海上保安署管内でサザエやカキ密漁26件 今年の取り締まり結果発表

上越海上保安署は2023年12月20日、1月から同日までの密漁取り締まりの結果を発表した。新潟県内での検挙数は101件、87人で、同署管内の上越、糸魚川、柏崎の3市では26件、28人だった。

県内で密漁されたサザエ(上越海上保安署提供)

同署管内で検挙された28人は、県内在住者が21人で上越9人、柏崎5人、小千谷4人、長岡と魚沼、湯沢が1人ずつ、残りは長野県が6人、群馬県が1人だった。

密漁されたのはサザエ1134個、カキ239個、アワビ2個、ナマコ10個、ワカメ7.2kg。水産資源保護のため放流処分された。販売目的などの組織的なものはなく、個人消費が主な目的だったという。

同署では「密漁は犯罪。海でレジャーをする時はルールを守って楽しんでほしい」と話している。

密漁されたアワビ(同)