親世帯、子世帯が「ほどよい距離感」で暮らせる完全分離型の2世帯住宅の完成見学会が、2023年11月18、19日に新潟県上越市中郷区で開かれる。設計・施工は、国産材を使った家造りを100年以上行う同市吉川区の布施材木店。見学は完全予約制。
木造2階建てで、2世帯が1階2階で分かれて暮らす家。玄関から水回りまで完全に分離させており、生活リズムが違ってもプライベートに影響が出にくいのがポイントだ。
親世帯の階は、国産杉を中心に木材をふんだんに使用したナチュラルテイストに。和室も設け、慣れ親しんだ心落ち着く部屋も作っている。室内はバリアフリーで足腰にもやさしい。
子世帯の階もナチュラルテイストだが、壁面クロスをグレーカラーにするなどスタイリッシュに仕上げた。毎日の家事負担を減らす効率の良い動線で、サンルーム隣の大容量ファミリークローゼットはハンガー掛けをメインとして収納も楽になるようにしている。
2世帯での暮らしは、「育児や介護の協力」「すぐ会える」といった利点がある一方、生活リズムの違いなどからストレスになることも。互いを尊重して干渉し過ぎないほどよい距離感が大切だが、今回のような完全分離型なら同じマンション内の違う階で生活するようなイメージで、良好な関係を保ちやすい。水道光熱費の支払いを世帯別にしたり、税金の優遇措置も受けられたりとといったメリットもある。
同社では「近くに暮らす安心感や便利さを持ちつつ、それぞれの暮らしも尊重することで親世帯、子世帯ともに心地よく過ごせます。2世帯での暮らしを考えている方は参考になると思いますので、ぜひご覧ください」と話している。
- 開催時間:午前9時30分〜午後5時30分
- 完全予約制(会場は予約時に伝える)
- イベントページ / 来場予約
- 問い合わせ:0120-940-722