新潟地方気象台は2023年10月24日、新潟県を含む北陸地方の11月〜来年1月の3か月予報を発表した。冬型の気圧配置が弱く寒気の影響を受けにくいため、向こう3か月の気温は高く、降水量はほぼ平年並みの見込み。
同気象台によると、暖冬をもたらす「エルニーニョ現象」と、夏の猛暑の要因となった「正のインド洋ダイポールモード現象」とその影響が残ることから、日本付近の偏西風は平年より北を流れ、寒気の南下が弱くなるという。
平年に比べ12月は曇りや雨または雪の日が、1月は曇りや雪または雨の日が少ない見込みとなっているが、例年同様に一時的な寒気の強まりにより大雪となることがあるとして、注意を呼び掛けている。
月別の予報は次の通り。
- 【11月】平年と同様に曇りや雨の日が多い。気温は平年並みか高く、降水量はほぼ平年並み。
- 【12月】冬型の気圧配置が弱いため、平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ない。気温は平年並みか高く、降水量はほぼ平年並み。
- 【1月】冬型の気圧配置が弱いため、平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ない。気温は高く、降水量はほぼ平年並み。
