10月まで気温高く残暑厳しい見込み 降水量ほぼ平年並み 北陸地方3か月予報

新潟地方気象台は2023年8月22日、本県を含む北陸地方の9〜11月の3か月予報を発表した。向こう3か月の平均気温は平年より高く、特に9月と10月は残暑が厳しい見込み。熱中症警戒アラートなどの情報に留意し、熱中症に注意するよう呼び掛けている。

同気象台によると、南米ペルー沖から太平洋にかけての赤道周辺海域の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」の影響で、偏西風が日本付近では平年よりやや南寄りを流れることなどから、全国的に暖かい空気に覆われやすく気温が高くなる。7月の3か月予想発表時よりも、さらに暖かい空気に覆われやすい傾向が強まり、気温が高くなる確率が高まったという。

月別の予報は次の通り。

  • 【9月】天気は数日の周期で変わる。気温は高く、降水量はほぼ平年並み。
  • 【10月】天気は数日の周期で変わる。気温は高く、降水量はほぼ平年並み。
  • 【11月】平年と同様に曇りや雨の日が多い。気温が平年並みか高く、降水量はほぼ平年並み。