上越市大貫の殺人事件の被告を窃盗などで再逮捕

新潟県上越市大貫4の自営業中村礼治さん(当時62)が殺害された事件で、強盗殺人の罪で起訴された長野県上田市中之条の無職小倉一夫被告(70)が、今年4月に中村さん宅から現金約30万円を盗んでいたとして、2023年8月3日に再逮捕された。

上越市大貫4の中村さん宅(2023年8月3日)

小倉被告は4月5日午前6時45分頃から同日午後8時55分頃までの間、平屋建ての中村さん宅の窓ガラスを割って窓の鍵を開け、屋内に侵入して現金約30万円を盗んだとして、住居侵入と窃盗容疑で、上越警察署に設置された殺人事件捜査本部に逮捕された。同捜査本部によると、当時中村さんは不在で、翌4月6日に上越署に被害届を提出していた。殺人事件の捜査過程で、小倉被告による犯行と判明した。同捜査本部は捜査に支障があるとして、小倉被告の認否を明らかにしていない。

小倉被告は6月1日夜、中村さんの自宅敷地内で中村さんの頭部を複数回殴打して殺害し、現場から現金の入ったバッグなどを奪ったとして、8月2日に起訴されている。

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