【PR】少年院でWEBサイト制作指導 上越市の平原俊之さん シンガー兼デザイナーとして活躍

企業や団体をはじめとする様々なWEBサイトの制作などを行う「base design office」。代表の平原俊之さん(27)は新潟県上越市出身で、シンガーソングライターの活動と並行して、東京と上越の2拠点でWEBデザイナーとしても活動している。現在はWEBセミナーの講師として少年院で講義を行うなど活躍の幅を広げており、「これからは身につけた専門知識を地元に還元していきたい」と話している。

シンガーからWEBデザイナーへ

平原さんは高田高校を卒業後、大学進学に合わせて上京。学業と並行しシンガーソングライターとして音楽活動も行っていたが、猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の影響で、ライブ活動がなくなるなど将来が見通せない状況になってしまったという。

気持ちがふさぐ中、場所を選ばずどこでもできる仕事として興味を持ったのが、ホームページなどのWEBデザイン(各ページの視覚的デザイン)。元々音楽活動においてパソコンで曲作りを行っていたためパソコンには慣れていたが、オンラインスクールで3か月間、WEBデザインを基礎からしっかり学んだという。

平原さんが制作したWEBサイト(一例)

少年院でもWEBサイト制作を指導

WEBデザイナーとして独り立ちした現在は、WEBデザインやロゴ、チラシ制作などを手がけるほか、自身で立ち上げたオンライン講座「Elementor Boot Camp」で塾長も務めている。その関連でオンラインスクールなどを手がける「Live出版」(東京都)から委託を受け、日本で最も長い歴史を持ち今年設立100年を迎えた多摩少年院(東京都)において、就業支援の一環で院生に対してWEBサイト制作を指導した。

多摩少年院の前に立つ平原さん(平原さん提供)

少年院で就業支援としてのWEBサイト制作は日本初の試みといい、今春から週2日、平原さんらが基礎から指導。計8日間の指導で担当した院生4人それぞれが1本ずつ、同少年院の歴史を伝えるWEBサイトを完成させ、7月に開催された創立100周年記念式典で披露したという。

4人に対しサイト完成まで指導した(平原さん提供)

4人は興味を持って取り組み、臨む姿勢、吸収の早さは周囲も驚くほど。「毎週この時間が楽しみで仕方がなかった」「自分の思う世界が表現でき、感動した」などと話し、指導した平原さんも「基礎からしっかり学んでくれて、サイトも文句なしの出来栄え。本当にうれしい」と喜ぶ。

院生が作成したサイト実例などについてはこちら

「身につけた知識を上越に還元したい」

講座をカリキュラム化できたことで、企業、学校など多方面でも講座が可能に。「上越地域の高校生、専門学校生などにも身につけた専門知識を還元できたら」と平原さん。WEBデザインのほか、セミナー、講演、公式LINE構築、ロゴ・チラシ制作なども受け付けている。

上越タウンジャーナル読者限定特典があり、WEBデザイン制作について、2023年8月31日までに契約すると制作費用が20%オフになるサービスも実施する。相談、見積もりは無料。制作実績として同社ホームページに掲載されることの了承が条件となる。