上越市が18歳以下の子供1人につき1万円給付 物価高騰で独自支援

新潟県上越市は物価高騰の影響を受けている子育て世帯への市独自の支援として、18歳以下の子供1人につき1万円を給付する。事業費約2億9000万円を計上した補正予算案を、2023年6月6日からの市議会定例会で提案する。

国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する。対象は2005年4月2日から2024年3月31日までに生まれた子供で、2万7500人を見込む。基準日の2023年7月1日時点、または基準日より後に生まれた子供は出生日時点で同市に住所があることが条件となる。

所得制限はない。市に口座情報の登録がある世帯は8月上旬から、登録がない世帯は申請を受け付け後、審査を行い次第支給される。