火打山で遭難の糸魚川市41歳男性 長野県まで自力下山

【追記】妙高警察署によると、男性は自力で下山し2023年5月13日午後3時頃、妙高市の笹ヶ峰登山口付近で警察に保護された。男性は転んで胸を打っていたが命に別状はない。

同署によると、男性は火打山を登頂し下山していたところ、高谷池ヒュッテ周辺で道に迷い、隣の弥八山に入ってしまった。消防に通報してすぐに携帯電話の充電が切れたため、自力で下山しようと歩き回ったところ、長野県小谷村の林道に出て、通りがかった車に同登山口まで送ってもらったという。


妙高警察署によると2023年5月13日午前4時5分、新潟県糸魚川市に住む会社員の男性(41)から「火打山を下山中に道に迷った」との119番通報があった。電話はすぐに切れ、その後男性とは連絡がついておらず、居場所やけがの有無は不明。警察などが捜索している。

同署によると、男性は妙高市の笹ヶ峰登山口に登山届けを出しており、12日午前6時頃から単独で入山したとみられる。下山予定は同日午後10時と記されていた。

通報を受け、県の消防防災ヘリが13日午前9時前から捜索したが発見には至らなかった。警察が登山道周辺を中心に捜索を続けている。