新緑に「赤いろうそく」揺れる 上越市の関川河川敷でストロベリーキャンドルが見頃

新潟県上越市塩屋新田の国道8号関川大橋下流、関川右岸の河川敷で、赤いろうそくを灯したような花のストロベリーキャンドルが見頃を迎えている。5月の新緑の中、深紅のやや細長い花が一面に広がっている。

関川河川敷に咲くストロベリーキャンドル(2023年5月11日撮影)

ストロベリーキャンドルは南ヨーロッパ原産のマメ科の一年草で、土壌にすき込むことで肥料となる「緑肥」として田んぼや畑で栽培されているほか、近年では観賞用としても育てられている。別名クリムゾンクローバーとも言われ、和名はベニバナツメクサ。

ふわふわとした深紅の花が咲く

河川の美化活動を行うグループや企業などでつくり、同所で毎年コスモスを植栽している「リバーサイド夢物語」(事務局・NPO法人徳合ふるさとの会)が、昨年秋に初めて面積約1aに種をまき、4月中旬から赤い花が咲き始めた。花が長く続くので、5月末頃まで楽しめるという。

同NPOの塚越秋三代表(68)は「いろんな花を楽しんでほしいと思って植えた。草花を通して地域が元気になってくれれば」と話している。関川大橋の上流には、青色の小花が咲くネモフィラ500株も植栽しており、6月頃に見頃を迎える予定。

同会が主催し、関川河川敷の花風景を中心としたフォトコンテストの作品も7月末(5月末までから延長)まで受け付けている。詳しくはインスタグラムで。

ストロベリーキャンドルの植栽場所

 

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