上越市の60代女性、20代と70代の男性の計3人が感染

新潟県は2021年5月14日、上越市のパート従業員の60代女性と無職の70代男性、会社員の20代男性の3人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。

パート従業員の60代女性は、9日に感染が発表された同市の70代無職男性の同居の家族で、濃厚接触者として13日にPCR検査を受けた結果、陽性と判明した。発熱と口が渇く症状がある。2人のもとには、県外に住み、その後感染が判明した別の家族が連休中に訪れていた。

無職の70代男性は12日に悪寒を訴え医療機関を受診し、地域外来検査センターでPCR検査を受け陽性と判明。無症状。感染経路は不明。

会社員の20代男性は、9日に感染が発表された30代会社員男性の知人で、接触者として13日にPCR検査を受け陽性と判明。発熱、倦怠感、せきの症状がある。

3人とも県外の往来歴はない。

また、同市営の温泉宿泊施設「牧湯の里深山荘」の指定管理者である太平堂は、パート従業員の60代女性が同施設に勤務する従業員と発表した。保健所から、従業員と利用者に濃厚接触者はおらず、感染の危険性はないとの判断を得たとして、営業は継続している。