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東京2020パラ出場の石浦選手が帰郷 地元上越で入賞を報告

4週間前

新潟県上越市出身で、「東京2020パラリンピック」競泳の視覚障害が最も重いクラスに出場した石浦智美選手(33)が大会後初めて帰郷した。2021年9月27日には市役所を訪れ、村山秀幸市長に入賞を報告した。石浦選手は職員らから盛大な出迎えを受け、「多くの市民の方に応援いただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

横断幕を持って石浦選手を盛大に歓迎する市職員ら
20210927石浦さん表敬訪問1

同市福橋出身の石浦選手は、先天性の緑内障で視力は光がわずかに分かる程度。3歳から水泳を始め、10歳から本格的に競技を開始した。現在は伊藤忠丸紅鉄鋼に所属し、4回目の選考会挑戦で初の代表入りとなった。

初出場した今大会は、専門種目である女子50m自由形の7位をはじめ、女子100m自由形で8位、混合400m49ポイントフリーリレーはアジア新記録で5位と、出場全種目で見事入賞。大会を振り返り、「初の舞台で上越の皆さんに報告できる結果が残せてよかったです」と話した。

村山市長から花束を受け取る石浦選手
20210927石浦さん表敬訪問2

同日、東京パラリンピックオフィシャルのスーツに身を包み、市役所を訪れた石浦選手。職員らの盛大な出迎えを受け「有名人になったような気分。このような形で地元に戻って来られて、夢のような感覚」と素直な気持ちを語った。

村山市長には競技を始めたきっかけや、これまでの道のり、初出場の感想などを語り、「多くの人の支えがあって今につながっていると実感した。地元や母校の子どもたちからの応援もうれしかった」と感謝を述べた。村山市長は「長い期間諦めずに出場を目指してきた努力が素晴らしい。がんばる姿が市民や子どもたちに大きな勇気を与えてくれた」とたたえた。

表敬訪問では初出場の感想など話した
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今後は3年後のパリパラリンピック出場を目指し、各種大会や選考会に臨むという。「(今回の出場を通して)大会期間中の生活やメンタルの調整方法など鍛えていく必要があると感じた。一つ一つの大会をこなして、金メダルという目標に近付いていきたい」と決意を語った。

村山市長(右から2人目)らと行った記念撮影
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石浦選手は出身校の市立北諏訪小とマハヤナ幼稚園を訪問予定で、「諦めずに努力すればいつか夢は叶うということを子どもたちに伝えたい。少しでも地元上越の恩返しになれば」と話した。