上越市内で初のクラスター パチンコ店で陽性5人目

新潟県と上越市は2020年8月4日、同市内に住む20代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性はこれまでに従業員4人の感染が確認されている同市内の開業準備中のパチンコ店従業員で、県はこの職場での感染が5人となったことから、同市内初のクラスター(感染者集団)が発生したと見ている。

今回感染が判明した男性は、先月29日に感染が明らかになった男性の濃厚接触者37人のうちの1人。濃厚接触者としてPCR検査し、7月31日に陰性が確認されていたが、8月3日に38度の発熱があり、帰国者・接触者相談センターに相談した後、帰国者・接触者外来で検体を採取。4日、保健環境科学研究所の検査の結果、陽性だとわかり県立中央病院に入院した。

男性は先月30日以降、職場には出勤していないという。

県は男性の濃厚接触者が家族2人と公表。すでに2人は検査を受けており、4日、陰性と判明している。

市内での感染は12人目、県内では119人目。

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