新潟県上越市は2018年11月27日、同市牧区宇津俣の温泉施設「牧湯の里 深山荘」の浴槽からレジオネラ菌が検出されたと発表した。同施設は26日から入浴営業を中止している。利用者からの健康被害の報告はない。
市によると、11月13日に実施した定期検査の結果、26日にレジオネラ菌の検出が判明し、同日から入浴を中止している。今後、浴槽の清掃、消毒を実施し、再度水質検査を行って安全を確認後に営業を再開する予定。再開は12月上旬になる見通しだという。
市は「市が設置する温浴施設の適切な衛生管理を行い、レジオネラ菌対策を徹底し、再発防止に努め、利用者の安全確保に取り組む」としている。
入浴を伴わない施設利用については通常通り営業している。宿泊者の入浴についても指定管理者が経営する割烹「新柳」で対応している。