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7月にもごく小規模な噴火 新潟焼山の山頂付近に火山灰

3年前

新潟県の糸魚川市と妙高市にまたがる活火山、新潟焼山(2400m)について、気象庁は2016年7月21日にもごく小規模な噴火が発生していたと発表した。

7月21日に、山頂から約1.5km付近で微量の火山灰が見つかった。7月12日の現地調査では、山頂部の噴気孔付近から泥水が流れ出したとみられる跡が東斜面に確認された。また、妙高火山研究所(早津賢二所長)によると、7月19日に、東斜面で噴気孔から流れ出たと考えられる泥水が確認されている。

噴気孔から流れ出たと考えられる泥水が確認された(2016年7月19日、妙高火山研究所撮影)
yakeyama

新潟焼山では、昨年夏頃から山頂部東側斜面の噴煙がやや高く上がる傾向が認められ、12月下旬からは噴煙量も多くなっている。ごく小規模な噴火が確認された今年5月以降、火山性地震は次第に減少しているが、2015年以降の地震回数は、2014年以前と比べてやや多い状態が続いている。

気象庁は、今後も噴火が発生するおそれがあるとして、立入り規制が行われている山頂から半径1km以内に入らないよう呼び掛けている。

▼焼山ライブカメラ (新潟県・新潟焼山火山監視システム)
http://doboku-bousai.pref.niigata.jp/yk_camera/index.html

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https://www.joetsutj.com/articles/26912368 気象庁が2016年5月6日、新潟焼山(2400m)で、ごく小規模な噴火が発生したと発表したことについて、新潟県妙高市渋江町の火山地質学者、早津賢二さん(71)は、「これから噴火が活発になれば、早川沿いへの融雪型泥流や、妙高市と上越市への降灰に注意が必要」と呼び掛けている。…