上越市のソフトボール場を駐車場と広場に 高田公園の駐車場不足解消へ

新潟県上越市は高田公園内のソフトボール場を2018年度までに、駐車場や大規模イベントを開催できる広場として整備する。同公園内には陸上競技場や野球場があり、2017年度には新たに仮称・厚生産業会館がオープンする予定で、複数の大会やイベントが重なった際の駐車場確保が課題となっている。

ソフトボール場
ソフトボール場

公園内には、野球場や陸上競技場、図書館があり、各種スポーツ大会やイベントの開催時には、多くの人が自家用車で訪れ、駐車場不足がたびたび問題となっている。今後2017年度には、公園内に子育て施設やホール、公民館の機能を備えた複合施設、仮称・厚生産業会館がオープンする。同会館には約200台の駐車場が併設される予定だが、大会やイベントが重なった場合の駐車場不足が懸念されている。

今回のソフトボール場の活用は、高田公園基本計画の改訂に伴う「短期整備計画」によるもので、このほど市が公表した。ソフトボール場の約1万8000平方mで、2017年度に駐車場、2018年度に広場を整備する方針だ。

先月の市議会6月定例会で、近藤彰治議員の一般質問に対し、村山秀幸市長は「整備に向けて関係団体と協議を進めており、今後既存駐車場の稼働状況なども調査して具体的に検討を行う」と答弁している。