竹灯籠で灯す幻想的風景 5日に正善寺工房で「竹あかり」

新潟県上越市下正善寺の正善寺工房で2023年3月5日、竹灯籠に明かりが灯されるイベント「竹あかり」(正善寺地区振興協議会主催)が開かれる。約300本の手作りの竹灯籠にろうそくの火が灯され、暗闇が幻想的な雰囲気に包まれる。時間は午後3時〜同7時。

正善寺地区の良さの発信、コロナ禍の新たな取り組みとして始まったイベントで、今回3度目の開催となる。

竹灯籠に使用する竹は全て正善寺産のもの。直径約10cm、長さ約40cmに切りそろえた竹筒に、工具で開けた小さな穴からろうそくの火の明かりが見える仕様。会場となるのは同工房裏手の広場で、雪上に竹灯籠300本が並ぶ。この中にはピンク色の明かりの「幸せのさくら色灯籠」が1本設置され、「みつけたらラッキー」と主催者。会場にはたき火を囲んで暖を取ることもできるほか、焼きマシュマロ(有料)を味わうこともできる。

幸せのさくら色灯籠

施設内ではカレーが一皿200円で販売される。コーヒー、子ども用のドリンクも販売する予定。駐車場もあるがスペースが限られているため、主催者は乗り合わせて来場するよう呼び掛けている。小雨決行。荒天中止。

問い合わせは正善寺工房025−523−0621(木、日曜休館)。