新潟県上越市の広告代理業、エムエー・プランニング代表の寺尾昭人さん(54)が撮影した、2023年版のカレンダー型写真集「サクラ・花恋ダァ〜四季の彩りを添えて〜」が2023年2月11日、発売された。毎年、上越、妙高地域のよりすぐりの桜風景が楽しめるカレンダーで、今年は桜に加え、春夏秋冬の風景も楽しめる豪華版だ。
年間を通して地元の美しい桜の姿を紹介しようと、2015年から作製している。9作目は「変化」を求め、桜だけでなく、5月の新緑と残雪のコントラストが鮮やかな関田峠のブナ林や、白いソバの花が一面に広がる9月の光が原高原、1月の凍える朝に赤く染まる朝焼けの妙高山など、四季の風景も添えた。
メインの桜は、雪の妙高山と満開の桜が湖面に映える松ヶ峯や、高田城址公園内堀の夜桜などの名所をはじめ、五智交通公園のソメイヨシノとSL、高田駅前の桜紅葉(さくらもみじ)、妙高市の天神堂古墳群のカタクリと桜など、隠れた桜スポットもめじろ押し。表紙を含めて13ページあり、毎月桜と四季の風景の二つを楽しめる。
寺尾さんは来年の10作目を一区切りに、桜をテーマにしたカレンダー作製を終えることにしている。「あと2回を踏まえて撮影場所を厳選したので、今まで以上に楽しんでいただきい。四季の風景の写真もあるので、季節季節に各地を巡ってほしい」と話した。
4月始まりで、サイズはA2判壁掛けタイプ。価格は1700円。店頭販売は市立歴史博物館と道の駅あらい内くびき野情報館で、3月1日からは蔦屋書店高田西店と上越インター店でも取り扱う。郵送の場合は送料が別途必要。問い合わせは寺尾さん090-4057-6603。