屋台村や打ち上げ花火など 4年ぶり本格開催の「レルヒ祭」4、5日

新潟県上越市高田にスキーを伝えたオーストリア・ハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐をたたえるイベント「レルヒ祭」が2023年2月4、5の2日間、同市大貫の金谷山スキー場で開かれる。新型コロナウイルスの影響などで4年ぶりの本格開催となり、屋台村や花火打ち上げなどで盛り上げる。4日は正午から、5日は午前9時30分から。

レルヒ祭のちらし

同祭はレルヒ少佐の偉業を後世に伝えるために開かれる同市の冬の一大イベント。今年は日本スキ―発祥112周年にあたる。2020年は暖冬少雪、以降2年はコロナ禍のため規模を縮小して実施していた。

今年はほぼ例年通りの開催で、2日間通して地元グルメが出店する「レルヒ屋台村」のほか、オーストリアをはじめとした世界のビールと、ビールに見立てたお湯の足湯が楽しめる「ビールブース」、スノーモービル体験が開かれる。

4日午後4時からはキャンドル約200個が並ぶレルヒキャンドルロードのほか、ゲレンデでは同6時30分からの「たいまつ滑降」の後、同7時からは約6、7分間花火が打ち上がるミュージックスターマインがある。5日は午前9時30分から陸上自衛隊高田駐屯地によるファンファーレや「雪中行軍」、午後1時20分からは一本杖スキーの披露が行われる。

イベントスケジュール

当日は公共交通機関か、車の場合は寺町駐車場や福祉交流プラザ、高田本町商店街の駐車場を利用し、会場までは無料シャトルバスで来場する。スキー場周辺の駐車場は利用できない。問い合わせは上越観光コンベンション協会025-543-2777