スポーツやビジネスなど5分野でDX推進 産官学金民連携し「上越5e協議会」発足

上越市など産官学金民が連携してITの利活用に取り組む「上越5e協議会」が2023年1月に発足し、上越妙高駅西口エンジョイプラザ2階のローカル5G施設「JM-DAWN(ジェーエム・ドーン)」でこのほど、オープニングイベントが開かれた。関係者約60人が集まり、活動の一環で普及を目指すeスポーツのデモンストレーションなどが行われた。

イベントで行われたeスポーツのデモンストレーション

市や企業、学校など22の団体でつくる同協議会は、政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」を基にビジネス、スポーツ、学習、観光、健康の五つの分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進させ、人口減少など地域課題の解決を目指す。2024年度からの本格実装に向け、3月までに各分野で部会を立ち上げ、同施設を拠点に実証を進める。

1月24日のイベントであいさつに立った関根学園高校理事長で同協議会の渡邉隆会長は、出席者を前に「五つのeを基に上越を発展させよう。上越のこれからを背負って立つ出発」と語り掛けた。

出席者を前にあいさつする渡邉隆会長

また先行して事業を進めているeスポーツのデモンストレーションも行われた。同施設にはゲーミングパソコン8セットをはじめ、最新ゲーム機が配備されており、今月新設された関根学園高校パソコン部eスポーツ科も活用している。出場を目指す全国高校eスポーツ大会の種目でもある「ロケットリーグ」などを生徒たちが実演した。

VRゲームをプレーする高校生

今後はプロゲーマーによる指導会や市民向けの体験会、高校生による介護、障害者施設でのeスポーツを通した交流会などを定期的に実施していく。

部長で同校2年の男子生徒(17)は最新設備に「回線が早いのでタイムラグもなく、思い通りに操作できる。全国大会を目指して技術を磨き、高齢者ともeスポーツを楽しみたい」と目を輝かせていた。

関連記事